今日もしおれ気味。

前向きも良いけど、私は今日も大体しおれ気味。

成長のための入院

招かれざる見舞い客

今年は暖冬というけれど、それでも寒い日はあります。 11歳の入院中も、温室のような院内だったけれど足元は寒かったなぁ、なんて思ったり。 そんなことを考えていると、ふとあの頃にあったお見舞いのことを思い出しました。 招かれざる見舞い客 私は…という…

父、付き添う

前回、私が11歳当時の入院で見てきた(自分の母含む)付き添いお母さんたちの話を書きました。 今回は普段全く影も形も存在感のない(ひどいな)父たちの話を。 siosio-pakira.hatenablog.com ☆ とある時期、私のいた病室の入院患者は、私を含めて入院が長引…

付き添い母たちの日常

付き添い入院をされているお母さん方がTwitterで経過報告をされているのを見ると、「良い時代だなぁ」と思います。 では、私の入院時(30年超前)母たちは何をしていただろうか。 そんな風に思い、記憶を辿ってみました。 異様な日々 TwitterなどのSNSもなけ…

学びは遠くて

入院中の勉強って、皆さんどうしてたんでしょう。 11歳の時の入院は長期間に及び、私はすっかり学校の勉強についていけなくなっていました。 院内学級への道 病院でも公〇や〇〇ゼミみたいな通信教材で勉強していたものの、しんどいと気力が湧かないし、あれ…

あの頃の風景①

11歳の入院中、いろんな人に出会いました。 私はそれまで家族や親戚、学校以外の人に接する機会がほとんどなく、小さな世界で生きていました。 以前お話ししたように、入院生活は異世界での暮らしでした。 siosio-pakira.hatenablog.com 痛いことや辛いこと…

ヒューマンエラーは起こりうる

今回、11歳の入院中に起きた2度目のアナフィラキーシショックについて書く上で最初に申し上げておきたいのは、私は医療者を非難したいわけではないということです。 アナフィラキシーは突然に 【序】 その日は採血をする日でした。 点滴ルートがあるのでそこ…

トンネルの中にいた

11歳の夏に「薬が飲めるようになるための手術」をした私の状態は安定しませんでした。 退院してからどう体調を崩して、どうあんなに長い期間入退院を繰り返すことになったのかは、もはや思い出せません。でもあの頃の思い出といえば病院での生活でした。 飲…

師匠は小学4年生

入院すればそこに出会いがあります。 大人になると(今では病室ではカーテンを引いていることもあり、なおのこと)同室の人とお話しする機会は減ってきますが、子どもの時は割とそのハードルが下がります。 そして多くの人に出会います。今日は私が経験した…

異世界と手術と私

「部屋とワイシャツと私」風タイトルにしましたが、果たして何人の方に通じるのやら…。 さて、11歳の夏を迎える頃。 私は「手術をしてお薬が飲めるようになろう」と言われて入院しました。 皆さんは私が「11歳の時の入院」に固執してるのはなぜだろう?と思…