今日もしおれ気味。

前向きも良いけど、私は今日も大体しおれ気味。

あなたへ

誰にともなく書き始めています。

 

例えば私が人生で一度も行くことのないであろうキャバクラ。

今回の自粛要請で営業自粛。

うんうん、そうだよねと思うものの(キャバ嬢始め働いてる方を否定してるわけではありません。彼女たちはいろんな人と話す能力を持つかっこいい人たちです)、これがそう簡単な話でもないそう。

 

キャバクラでは、お酒と共に果物も提供されるらしい。

お店が休み→果物が不要→果物屋さんへの発注激減→生産者さんへの発注も激減→生産者さん急に収穫量のコントロールはできないので破棄→それぞれの売り上げが激減、経営難。

 

高級料亭が休業すると、例えばフグ料理がなくなるのでフグの需要が減り、漁師さんが困るとか(獲れても価格が下がる)。

あまり漁に出ないよう調整するけど、いろんな食事処が休業すれば結局いろんな種類のお魚の需要が減るらしく、いつまでもそんな状態が続けば死活問題に。

 

ああ、一つの業界の動きが停止するということは、芋づる式にいろんな業界に影響を及ぼすのだ。

社会は単体で成り立っているわけじゃない。

つくづくそう感じています。

 

心、もやもや

在宅ワークができるヤツは恵まれている」とつぶやいてる人がいて、それにいいねがたくさんついていて、私の感覚とは違うなと思いました。

 

在宅ワークができる職種の人にはその人なりの苦労があるだろうし、そもそもその職種に就くため努力して就職してその人の「今」があるのに、それを批判するのは少し違和感があります。

 

あと、芸能人やスポーツ選手が「おうちにいましょう」「手洗いしましょう」と言っていることに対して、「広い家から言いやがって、上からだ」という、もうどうしたの落ち着いてと思う意見もあって。

 

彼らは彼らでいろんな苦労や努力の末に成功し、広い家に住んでいるわけで。

それに彼らが広い家に住むことで、その家を作る人や管理する人が発生しているのだから、経済を回している部分もあって。その文句はお門違いでしょう。

 

 

医療者へ感謝の気持ちを持って「ありがとう」と思っていますが、医療者の中には「そんな言葉なんかいらない」と反発されている方がおられるよう。

そうだろうな、上部の感謝だと不愉快だろうなと感じる反面、普段から医療機関にはお世話になっている身としては、その言葉しか出ないのです。

 

感染しないこと、そのことがもちろん一番の貢献ではあるものの、感染とは関係なく、どんなに注意してても基礎疾患のために突然不調になって入院…なんてこともあり得るわけで。

そんなことになれば、本当にこんな時期に手を煩わせて申し訳ないと、きっと涙が出るだろうと想像しています。

だからせめて、体調の落ち着いている今は感謝の言葉を口にすることを許していただきたい。そして、どうかご無事で。

 

 

 ☆

夫の心が少し荒んできています。

夫は在宅ワークのない職種。

今も出勤しています。

職場の人たちとの新型肺炎に対する危機感の違いや「自分たちは感染しない」という緩い考えにイライラが募るようです。

 

こういう人は多いのではないか、と思っています。

こんな状況の中、サーフィンをする人たち、旅行に行く人たちを見ると歯がゆいです。
(ちなみに日本サーフィン連盟は「全てのサーファーの皆さんへ」と自粛を呼び掛けています)

全てのサーファーの皆さんへ | NSA 一般社団法人日本サーフィン連盟

 

真面目にいろんなことを、自粛という名の我慢を続けている人ほど怒りがこみ上げるのではないかと思います。

心が擦り減ってしまいそう。

 

 

悩み、ぐるぐる

 そんな夫の仕事。

どうやら少し減るようです。

出勤する日数が減る、すなわちお給料も減ります。

じわりと、経済的不安が見え始めてきました。

が、我が家は今すぐどうのということではありません。とはいえ、この期間がどのくらい続くのか…半年先の金銭面はどうなっているのかを考えるのが怖い。

 

ああ、これが今この瞬間たちまちにお金がないと思っている人たちの悩みなのだ。

不安で不安で夜も眠れないことだろうと、少しだけ自分に引き寄せて考えることができました。

 

世界的な不況になるのがわかっている以上、この先ボーナスも減るでしょうし、しれっと給与そのものが減る可能性も大です。

先が見えない、このことがしんどい。 

 

 

毎週欠かさず注文した商品を届けてくれる生協のお兄さんや、ネットでポチッと注文する機会が増えて、その荷物を配達してくれる宅配業者の人たち。

あなたたちのおかげで、私はあまり大きな変化なく生活できています。本当にありがとうございます。

 

通販でいろんな物を買うことで、今お休みしているお店を支援することができるというのも多いらしく、私も何か買えたらなぁと思っています(とはいえ必要以上に物を買わないタイプの私、なかなか実行に移せない)。

 

ただ一方で、私のような人が増えたらそれはそれで宅配業者さんの負担が大きくなるのではとも感じています。

 

「そんなもの、業者に任せておけば良い」という意見もあるでしょう。

でも彼らの体も一つきりで、彼らにも限界はある。その限界スレスレまで働かせるのが良いことだとは、私には思えません。

 

支援と実際に動く(働く)人と。

このパワーバランスが崩れるのも不味いのではないか、そう感じています。

 

 

疑問、ずるずる

「国民の皆さまには〜」という文言で始まる「政治家の皆さま」の言葉。

確かに政治家は国民から選ばれた人たちだけれど、なぜそんなに偉そうなのか不思議です。

 

たぶん、忘れているのでしょう。

「自分たちもその国民の皆さまの一人である」ということを。

もう少し、その意識をきちんと持ってはいかがかと思わずにはいられません。

弱い立場の人に寄り添って、とは言いません。

一般的な感覚を持ち合わせて欲しい。

 

しかし、こんなブログでああだこうだと言っても正直意味はないでしょう。

ぶちぶち文句をSNSで呟いたとて、それが国を動かすムーブメントにまで育つとは考えにくい(もちろんそういうケースもあるけれど)。

 

また、SNSだと「自分とは違う考え方」に対してなぜだかみんな攻撃的で、一致団結とは行きにくいようにも思います。

あなたの声は、やはりあなたが発信するのが一番ではないか。

 

ということで、直接首相官邸にご意見メールを出せば良いのではないかしら。

ご意見募集(首相官邸に対するご意見・ご感想) | ご意見・ご感想 | 首相官邸ホームページ

 

それが必ずしもきちんと「政治家の皆さん」に伝わるとは限らないけれど、SNSで罵り続けるよりはずっと建設的ではないかと思っています。

 

もちろん、SNSで呟く内容は自由だし、私も文句ぶちぶち書いちゃうし、それが悪いことだとも思っていません。

あなたのつぶやきはあなたのものだもの。

 

そしてこういうことは強制されるものではないですし、一つの考えとして受け止めてくだされば良いと思っています。

 

 

意見、さまざま

 コロナが終息した後の世界のことを「アフターコロナ」というそうです。

(コロナが発生した時期からをすでにアフターコロナとし、現在を含んだ意味合いもあるそうですが、私は終息後の世界と受け止めています)

 

あなたのアフターコロナはどこにありますか。

私個人の考えだと、5月6日が終わりだとは到底思えません。

そしておそらく大多数の人がそう感じているはずです。

 

「今が我慢のときです」というような言葉もちょいちょい聞かれますが「今」だけではない。

おそらくあと半年だの一年だのという期間は我慢する必要が出てくるでしょう。

そろそろ、政治家の皆さんは方向転換をすべきだと感じています。

「少なくともあと〇ヶ月は我慢が続きますが、ご協力お願いします」というように。

 

私の中でこの世界がアフターコロナになるのは、ワクチンが完成して、予防接種が安全にできるようになって、その予防接種をほとんどの人が受けている状態になったときです。(反ワクチン派の人にも強制力を持って摂取して欲しい)

 

でも経済活動を止め続けるわけにはいかないから、患者数の減り具合を見つつ自粛要請を緩和させて行くでしょう。

 

「今」感染しないことはもちろんだけれど、一度誕生した感染症はそう容易く根絶されないので、私のような基礎疾患がある者にとってのアフターコロナは遠いのかもしれません(あくまでも私の見解です)。

 

 

一つの物事を考えるとき、それぞれの立場や思想でその意見は大きく変わります。

SNSでは特にそういうことがあって、Aという物事に対して「赤」と考える人、「青」や「黄」と考える人がおれば「いやいや黒でしょ」という人もいます。

 

そうした意見に耳を傾けることは大切だし、そのことで自分には予想もつかない考え方を知って勉強になることは多くあります。

 

これまでに私が書いている内容についても、賛同してくださる人がおられる一方で、どうしても納得がいかないと思うおられる人もいるでしょう。

それが当たり前だと考えています。

 

でも…。

今現在、世の中はあまりにもトゲトゲした声が大き過ぎやしないかと感じるのです。

不安がそうさせているのだとは思いますが、自分と異なる声に対して、怖いほど攻撃的になっている人が多いのではないでしょうか。

そして負の意見が渦巻いている。

 

一方でその渦に巻き込まれないようにと息を潜めて、周囲に対して気を遣い過ぎている人も多いように感じます。

もう少し、呼吸が楽になれば良いのに。

 

私、ゆらゆら

…とかなんとかわかった風なことを書いている私は、最近知らず知らず唇を噛み締めるようになっています。

油断すると不安になります。

集中力に欠けています。

最低限の家事はするけど、そのほかの時間の使い方がどうもうまく行きません。

Amazonプライムで何か見たり、買ったままになっている本を読めば良いものを、ぼんやりと過ごす時間が長くなりました。ああ、もったいない。

心を平穏にしようとついつい「あつ森」をしては悪徳狸に搾取され続けているのですが、そんな時間を過ごしていると、今度はなんとも言えない「現実から目を逸らしている感」に包まれます。

 

では、と情報を得ようといろんなものを見ると憂鬱になります。

そしていろんな声を耳にしては、揺さぶられ続けています。

あまり好ましい状態ではないなと感じています。

「自分を平静に保つことの難しさ」を思い知る毎日です。

ケセラセラが信条の私、もう少し肩の力を抜きたい。

 

 

 ☆

そこのあなた。

あなたはまだ心の平穏を保てていますか。

 

いろんな職種の人がいて、例えば医療従事者に多くのスポットが当たっているけれど、私は介護職に携わる人たちも「命」を預かっている職種なので日々…安易な表現で申し訳ないけれど…大変だろうなと思っています。

 

スーパーやドラッグストアの店員さんも、多くの窓口業務の人たちも、畜産、農業、漁業…ほかにもたくさん、零れ落ちている業種があるに違いない。

そうそう、夢を与えてくれる音楽や芸能関係の人たちも我慢されてますよね。

家でお子さんと過ごしておられる親御さんに、お子さん自身に、私のような専業主婦の人も、基礎疾患もある人も。

新しい命を宿している人や、今現在入院中の人、いろんな手術等が控えている人。

この状況でお気楽な人は(一部自分は感染しないと信じ切っている人を除けば)ほとんどいません。

 

いつもいろんなことを頑張ってくれて、我慢してくれて、ときどきイーッとなりながらも生活を続けてくれてありがとう。

 

不安に飲み込まれるのはまずい。

でも、抱え込むのもまずい。

 

長期戦突入、私はほんの少しだけ、あなたとこのわけのわからない気持ちを共有したいです。

 

 

…でも、新型肺炎に関するブログは今日でおしまいにします。

終息してそののちに思い出話として書くことができますように。

暗い記事になってしまいました。

読んでくださってありがとうございました。